コラム
区分と関係性
花冷えの季節、どうぞ皆さまお身体を大切になさってください
今日もわかる人にはわかる、わからない人にはさっぱりわからない内容だと思います
スルーするか、または感覚でお読みください
ロシアの科学者ツィオルコフスキーは、「地球は人類にとってゆりかごだ」と言いました
そしてさらに、このように続けています
「しかし人間は、いつまでも地球にへばりついてはいない
光と空間を求めて、初めはおずおずと大気圏外に顔を出すだろう
そしてやがては、太陽の周りの全ての空間をわがものにするであろう」
ここから本題です
ゆりかごから出ようと決めたあなた方が今、人間関係において自分を責めているとしたら…
当然の権利だと言わんばかりの主張に気圧されて
「わたしが間違っているのか?」と思ってしまう…いいえ、思わせられているのです
区分と関係性の食い違いです
他人という区分であっても、性質は身内関係
身内という区分であっても、性質は他人のような関係
上司と部下という区分であっても、性質は夫婦関係
夫婦という区分であっても、性質は上司と部下という関係
先生と生徒という区分であっても、性質は親子関係
お客様と販売員という区分であっても、性質は主従関係
恋人という区分であっても、性質は兄妹関係
挙げればキリがありません
「区分と関係性は同一だと思っていた…わたしが変なのかしら?」
確かに、上に記したような設定をなさっている方から見ると、こちらが変なんです
価値観の違いに良い悪いはありませんから、歩み寄りは困難を極めるでしょう
それよりも、ゆりかごから出ると決めたのですから、意識の変容と行動の変化を恐れないでください
苦しみの対象と反対側へシフトすれば、スムーズな人間環境が整備されます
その時、生命体と肉体をきちんと結んで覚醒しておくこと、忘れないでくださいね