今日のひとこと
妃鞠の陽だまりカフェ☕️Ver.子育て
今回はお子様を育てていらっしゃる親御さんへ、勉強嫌いなお子様の為の子育て講座になります。
私は、若い頃、塾講師の仕事をしていたことがあります。そして、主人は生涯教鞭をとっていました。そんな家庭で、子供に対する成績アップの相談をよくされていました。
早い話、嫌いな先生に教えられる教科は成績が悪くなる。そして、その教科はますます勉強したくなくなる。なぜなら、子供でも、大人でも、『苦痛』『嫌い』『大変』『しんどい』が条件付けられてしまうと、脳は不快と判断するから。
私自身、我が子でさえ、苦しい勉強なんてしなくていいよ!絶対しなくていいよ!って本気で思っている。
でも、受験生だから勉強しなくちゃいけない。努力しなくちゃダメ。なんて、とんでもない考え違いです。基本的に、机に向かう時、勉強しょうと考えてはいけない。
勉強する時は『これから勉強というゲームを楽しもう』と思う方が良い。それを毎日繰り返すうちに勉強が嫌だという気持ちが段々と消えて、イヤでも勉強を楽しんでしまう体質になってしまう。
脳には『快』と感じると、本来苦手なモノがストレスになるような危険なものでは無くなり、βエンドルフィンやPEA、ドーパミンが活性化し、ホルモンが盛んに分泌されて、勉強が楽しい、心地良い体質に生まれ変わる。
親は、苦手意識を持った子供に、更に苦しみを与えるのではなく、入力する言葉を肯定的に変換して与えるだけで良いんです。
思考の否定的回路を肯定的回路に切りかえる。人は楽しいと思っている時、『辛いなぁ』とは同時に思えない。同時に正反対の2つのデータを入力できないなら、親の工夫で子供は伸びる。全てはゲーム感覚が大切なんです。